資産運用は将来の不安を減らすために始めることが多いのですが、始めた後「確認する仕事」が増えることまで考えていないことは多い。
ウェルスナビが2026年6月29日、全国の20~59歳のNISA利用者1053人を対象に実施した調査では、資産運用開始後に増えた行動の1位は「自分の資産の運用状況を確認すること」で58.1%となっており、次いで「資産運用に関するニュースやSNSを確認すること」が35.5%、「適切な投資額を考えること」が31.2%となっており、何らかの行動が増えた835人のうち、約3割が、それによって心理的なストレスを感じることがあるようです。
つまり、「将来のために資産運用をしておこう」と気軽に推奨している割に、その後の手間暇や作業時間までを教えてくれることは少ないですよね。
家計簿なら、記録を増やすことで無駄な支出を発見することができるのですが、投資商品の価格を1日に何度確認しても、それだけで運用成績が上がるわけではないですし、頻繁な確認が不安や予定していなかった売買につながる可能性も生まれてきます。
調査では、相場が1カ月で20%下落した場合を想定すると、約7割が自分の運用に一定の不安を感じると回答していて、その不安の内容は「資産運用に回した金額」が53.1%、「選んだ金融商品や資産配分」が45.0%、「売買のタイミング」が39.3%となっています。
「将来の不安を解消するために始めた投資」が、まさか直近での不安になるなんて、始める前には思いもしませんからね。
そもそも「資産運用を始めた」だけでは済まないものなのです。
始めたからには損失だけでなく、残高やニュースを何度も確認する時間も含まれてきますし、長期運用で管理すべきなのは投資額だけではないんです。
投資へ向ける注意力についても、自分なりの付き合い方を考える必要はあります。
貯金しているお金の残高を見るような楽観的な確認は、資産運用にはないんです。
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